まず「実際にやってみる」

まず「実際にやってみる」

急に気温も下がり、木々も紅葉してきましたね。去年から自身が昔から好んで触れ合っている自然を仕事に出来ないか考え初め、農業に関心を持ち、村の先輩師匠達に様々なことを勉強させて頂きました。初めは漠然と自分の人生の出会いで大きかった白樺の苗木販売をしようと思い立ったものの、種子の入手経路、販売までの準備期に要する期間、利益を出そうと考えた場合の販売本数、在庫確保面積、送料等の経費を考えた上での利益率。考える内容は山の様にありました。そんななか、和歌山の農場をウロウロ散歩しながら考えていると、多数の山菜に出会う事となりました。山ウド、山ふき、タラの芽、ワラビ、ぜんまい、こごみ。そこからは山菜についての関心が高まりどんどん深堀して調べていく様になりました。コシアブラを仕入れたり、明日葉を育ててみたり。これがめっちゃ楽しいんですよね。やっぱり自分は何かを育てたり、採取したりそれについて勉強したりが好きなんだと感じました。最初は村の方たちも私には無関心でしたが、毎週そんなことしてると「土」について教えてくれたり、村の名産について話して頂いたり、そこで「清水町葡萄山椒」に出会ってしまいました。ここで飽き性の私はもう葡萄山椒に関心の一切を奪われてしまいました(笑)インターネットで調べた上で村の師匠達に教わりに通ったり。インターネットで知らべただけの知識の脆弱性をもろに感じました。実際の先駆者の栽培方法は理にかなっており、言葉より実際に体験させて頂き、指導を受けた後には目の前でテスト。再指導。百聞は一見に如かず。わかりやすいし、身につく速度も全然違う。インターネットで何でも調べる事が可能となった時代ですが、わかった気になっているだけで中々実際には行動に移す自信には繋がらないものですね。「まずはやってみる」「やってみないと分からない」なんてよく言いますが、やった気になってしまわない様にするのが難しい時代になっている事を痛感しました。会社員時代でも上司から指示、教育をちゃんとしなさいとよく言われましたが、まずPCでチェック表を作る前に、まず実際に部下と共にやってみる。現在と過去では職種は全く変わってしまいましたが、まずは「実際にやってみる」が一番大事ですね。何が言いたいか、ほんまに販路開拓難しい!現状サラリーマンで「最悪、ネット販売で食えるわ」なんて考えてると、それいつ?そんなインターネットで調べた情報で安易な考えで生きてると、実際にやってみたら、白樺成熟して枯れて朽ちるで(笑)

と、自分に言い聞かせ頑張って生きてます(^^)/

sansaijyuen

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